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2008年08月01日

フランスでバゲットを買うとき

私がフランスに留学していたのは、もうだいぶ前だけれど、それでも時々懐かしく思い出すもの……それは、バゲット!
冗談抜きで、フランスのパンはおいしかった。
絵に描いたようなフランスパンは、バゲット。
バゲットより、少し小ぶりの細いサイズのものが、フィセル。
学校帰りに、時々パンの匂いにつられて、パン屋によって、なんだかんだとパンを買い込んでしまう私でした。
あるパン屋では、私が行くと、パン屋の女将さんが私の言葉をじっと聞いているのが、すごく緊張でした。
というのも、フランス語というのは、「バゲットをおねがいします」というとき、「バゲット」という単語の前に、冠詞を付けなくてはならない。英語で言うとこのaやthe ですね。
バゲットが、女性名詞か、男性名詞かによって、UN かUNE と変わってくる。
私の口は、注文するたびに、かすかにふるふると震えたものです。
うまくいえたときは、パン屋の女将さんは目の奥でかすかに微笑み(そう見えただけかも?)、間違えたときは、何度も言い直しを受けました。
そんなパン屋の女将さんが、時々、おいしそうなパンの香りと浮かんできては懐かしくフランスの生活を思い出させます。
また、いい直しを要求されるのは、どうも、勘弁願いたいものですが……

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